便利に使える SQLite といえども、ソースコードから DB にアクセスして、データを取得するにはアクセスを一時的に作成しておく必要があります。この記事では SQLite に対してコネクションを作成する方法を解説します。
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コネクションをインスタンス化する方法
SQLite にアクセスしたいクラスファイルの中にまずは using で SQLite のモジュールを参照できるように追加しておきます。usingについては「【C#】名前空間(namespace) と using とは」の記事もチェックしておくとよいでしょう。
using SQLite;
コネクションをインスタンス化したい箇所(Select文やUpdate文、Insert文を使用したい箇所)にて、using 句を使ってコネクションをインスタンス化するようにします。
using (var connection = new SQLiteConnection("DBのファイルパス"))
{
//処理を記述する
}
パスは適当でも大丈夫ですがDBのファイル名は拡張子を「.db」にする必要があるので注意です。なお、パス・ファイル名が using 句でばらつきがあると、その分の SQLite ファイルが生成されてしまうので、一か所にまとめるようにしておきましょう。
using (var connection = new SQLiteConnection(@"C:\temp\memory.db"))
{
//処理を記述する
}
サンプルは上記のようにしておきます。すると「C:\temp\」のディレクトリ内に memory.db というファイルが生成されて接続が開始されます。指定の場所に指定のファイルがある場合は、ファイルが新規作成されずに、接続のみが開始されます。
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