プログラミング教育によるデメリットを考えてみる

年々、プログラミングに関する興味関心が高まっているのがわかります。それを見越してプログラミング教室に通わせている保護者の方も増えているのではないかと思います。プログラミングは以下の記事で解説している通り、重要なことをたくさん学べます。

しかしながら、万能なように見えるプログラミング教育でも、デメリットはやっぱり存在します。プログラミング教育を行うことはとても大切ですが、デメリットも把握したうえで、適度に実施するようにした方がよいと私たちは考えます。

プログラミング教育のデメリット

プログラミング教育は様々なスキルを学べるのでメリットも多いので、デメリットの側面が無視されがちですが、これについてもキチっと把握しておかないとなりません。

  • プログラミング学習による費用が発生する
  • 成長盛りの身体に負荷が掛かってしまう
  • 勉強に割く時間が減ってしまう

上記の3つがプログラミング教育が子どもたちにもたらすデメリットだと考えています。

プログラミング学習は費用が掛かる

正直に言ってしまいますが、プログラミング学習にはお金がかかります。外部のプログラミング教室に通う場合、月々の月謝が必要になります。それに加えてテキスト使用料やパソコン利用料といった費用が掛かる場合があります。

プログラミング教室によって変わりますが、月2回コースで月謝が1万円を超えるような大手のプログラミング教室もあるでしょう。プログラミングに熱中すれば、個人用のパソコンを購入する必要があるかもしれません。「投資」が多くなることもあるでしょう。

成長期の体に負荷が掛かってしまう

プログラミングでは主にパソコンを使うため、どうしてもパソコンに向かう時間が長くなってしまいます。プログラミングに熱中することになると、それは一日中パソコンに向かっていく可能性もあるかもしれません。

パソコンに向かいすぎて運動不足に陥ったり、画面の見過ぎで視力が低下することも考えられます。

プログラミングは知的な生産活動であるため、のめりこむ人は本当にのめり込んでいきますが、その分、体への負荷もかかります。一種の現代病のようなものかもしれません。そのため、プログラミングを学ぶ場合は適度に休憩を挟ませるといった注意が必要になります。

勉強に割く時間が減ってしまう

プログラミング教室に通うことで物理的に勉強に割く時間が減ってしまいます。プログラミング教育ではゲームを作ったり、ロボットを組みたてるといった「飽きない教材」であるため、熱中してしまう可能性があります。

学校でも「プログラミング」という新科目が設置されるわけではなく、従来の科目の中でプログラミングを使うなどの工夫になるため、プログラミングに時間を回すことがあれば純粋にカリキュラムを進める時間が減ってしまいます。

プログラミングを学ばせる場合は、保護者が注意深く見守り、時間を決めるなど時間配分をするように気を付ける必要があります。熱中するのは喜ばしいことですが、程度が大事であることも忘れないようにしてください。

まとめ

プログラミングを学ぶことは、知的な創作活動を楽しむことでもあり、熱中する子もかなり多いと思います。しかし、成長期の段階でパソコンにばかり向かう生活は、子どもの成長を損ねてしまう可能性もあります。

TECH LABはその点、区切られた時間で学べるようにしていますので、例えば、パソコンも個人用に購入せず、TECH LABで月4回コースにして、TECH LABでのみパソコンに触れさせるといった使い方も可能です。

費用も大手のプログラミング教室に比べて、低めに設定しているので手を伸ばしやすいと思います。大手の月2回コースのお値段で月4回コースも受講可能かもしれません。プログラミング教室に興味ある方は是非とも検討してみてはいかがでしょうか。